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MROCのパイオニア
SARマークスJP

次の一手がわからないと悩んでいるならMROC!
あなたが知るべきことを見つける調査手法です
「発想」につながるMROCにTRYしてください



SARマークスJPは『フォトインサイト』の改良を続け
2011年からMROCのパイオニアとして多数の調査に携わってまいりました。




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MROCとは


MROCは、企業やブランドが特定の顧客・ユーザーを集めて、オンライン上で継続的に意見交換や調査を行う手法です。 ネット上に作った“調査専用のファンコミュニティ”で、消費者の本音を引き出します。



日本におけるMROCの歴史と進化


1. 導入期(2008〜2012年頃)


MROCは、インターネットの普及と共に進化してきた調査手法で、 従来のFGIやアンケート調査をオンラインの場に移した形で始まる。
海外(特に米国)では2005年頃から注目され始め、日本では2008年前後にマーケティングリサーチ会社や広告会社がオンライン定性調査として運用を開始。
・主な導入企業:マークスJP(SAR)、ドウハウス、インテージなどが創成期からサービスを提供。
・当時はSNSが普及し始めた時期で、「ネット上で消費者と対話できる新しい調査手法」として注目されました。
・ただし、当初は技術的な制約(専用プラットフォームの構築コストや参加者管理)も多く、活用は限定的。


2. 成長期(2013〜2017年)


FacebookやLINEなどのSNSが一般化し、オンライン上でのコミュニティ運営が容易に。
この時期、日本でも「ブランドコミュニティ」「ファンサイト型MROC」が増加。
◆ 特徴:消費者のリアルな声を商品開発に生かす動きが活発化、マーケティングリサーチ会社がMROC専用のプラットフォームや運営サービスを提供。
◆ 事例:化粧品、食品、家電、飲料業界などで、自社ユーザーを招待して意見交換・アイデア募集を実施。

3. 拡大・多様化期(2018〜2020年)


スマートフォンの普及により、モバイルMROCが主流に。
SNS感覚で投稿できるUIを持つMROCツール(例:マクロミル「ミルトーク」など)が普及。
消費者との「共創」「共感型マーケティング」への転換が進む。
特徴的な動き:
・MROC(定性調査)+定量調査のハイブリッド化。
・コミュニティの長期運営によるファン育成。
・企業のマーケティング部門と開発部門の連携が進む。


4. コロナ禍以降(2020年〜現在)


コロナ禍で定性調査もオンラインが主流化、Zoomインタビューやオンライン・フォーカスグループと並行して、MROCが再注目される。
特徴:
・リモート環境でも消費者の声を継続的に収集。
・AI分析ツールを活用して、テキストデータからインサイト抽出。
・「共創コミュニティ」や「D2Cブランド×ファンコミュニティ」の発展。



今後の方向性(2025年以降)


生成AIによるテキスト分析や要約の活用が進む。
リアルタイム感情分析や動画投稿型MROCの導入。
Z世代を中心とした参加型ブランド運営へのシフト。
MROCが「リサーチ手法」から「ブランド共創プラットフォーム」へと進化中。


MROC調査の目的とメリット


MROC調査の目的


MROC調査は、単発のアンケートでは見えにくい「生活者の本音」や「価値観」「行動の背景」を理解するために使われます。
主な目的:
新商品・新サービスのアイデア探索
既存商品の満足点・不満点の把握
広告・パッケージデザインなどの印象調査
ブランドへの愛着・価値観の理解
顧客との共創(商品開発・プロモーション企画)

ステップ
① コミュニティ設計:調査目的に合わせて参加者を選定(例:20代女性、健康志向層など)
ターゲットとする消費者層に応じてコミュニティに適した参加者を集めることで、質の高いフィードバックを得ることが可能になる
② 参加者招待:専用サイト・アプリに登録してもらい、ルールを説明
③ ディスカッション投稿:調査テーマを出して意見を投稿してもらう(例:「朝食で食べるものを教えてください」)
コミュニティ内での調査テーマの設定が重要。定期的にトピックを提示し、参加者が自由に意見を述べられるように促す
④ コメント・対話:モデレーターが参加者同士の対話が活発に行われるよう促進し、コメントに深掘り
⑤ 結果分析:投稿内容をテキストマイニング・AI分析などで可視化し、インサイトを抽出



MROC調査のメリットとデメリット


メリット
・本音が出やすい:匿名・オンラインのため、率直な意見が出やすい  また、コミュニティ内での自由な意見交換により消費者がお互いに発言を促進し、よりインタラクティブで自然なインサイトが生まれやすい
・継続的に追える:長期間(数週間〜数か月)で意見を収集、時間の経過とともに参加者のニーズや行動・感情の変化を追跡し、 常に新しく深いインサイトを得ることができる
・生活の文脈を把握できる:写真・動画投稿を通して実生活の様子も共有される
・共創が可能:企業と参加者が一緒にアイデアを生み出すことができる
・時間・コスト効率の良さ:オンライン上で行われるため会場を使わない  これにより幅広い地域や文化背景の消費者からデータを収集することができる
・消費者とのリアルタイムの対話が可能:いつでもリアルタイムで消費者と対話することができる  消費者のフィードバックや反応をスピーディに得られるため、迅速な意思決定が可能

デメリット・注意点
・運営負担がやや大きい(継続的なモデレーション必要)
・投稿が偏る可能性がある(積極的な参加者に発言が集中)
・定量的な統計分析には不向き(主に定性データを収集)
・コミュニティ参加者のモチベーション維持(インセンティブや興味深いトピックの提示など)
・データ分析の複雑さ(膨大で多様なデータの適切な分析)



他の調査手法との違い



アンケート調査
多数の意見を定量的に収集
数値で傾向を把握

グループインタビュー
少人数で深く議論
短期的・集中的な深掘り

MROC調査
オンライン上で継続的に意見交換
長期的な本音理解・共創



日本でMROCが浸透するために必要なこと



1. 「調査」から「共創」への意識転換


日本では、MROCを「オンライン定性調査の一種」としてのみ捉える傾向がまだ強いです。しかし、本質は「調査+顧客共創プラットフォーム」です。

浸透のためのポイント
マーケティングリサーチ部門だけでなく、商品企画・宣伝・CS部門も活用できる場
として位置づける。 「調査」ではなく「ブランドと顧客の関係づくり」として社内理解を広げる。
例:ユニリーバやP&Gでは、MROCを「共創型イノベーションラボ」として活用している。



2. 参加者(消費者)のモチベーション設計


日本では控えめな文化があるため、オンラインでの発言が活発になりにくいという課題があります。
浸透のための工夫
「楽しい」「役に立った」と思える参加体験
を設計する。
ポイント制度・バッジ・ランキングなどゲーミフィケーションを導入
企業担当者が丁寧にコメント・返信して信頼関係を構築
「モニター」ではなく「ファン」「仲間」として参加してもらう運営姿勢が大事。
成功例:「ミルトーク」などでは、ライトな質問投稿(ゆるトーク)で参加のハードルを下げ、活発な意見交換を実現。


3. プラットフォームの使いやすさとUX向上


MROCのプラットフォームが「難しそう」「手間がかかる」と感じられると、参加者も企業も続かなくなります。
浸透のために必要な進化
スマホ最適化(モバイル投稿・写真・動画対応)
SNSライクなUI/UX
投稿・分析を自動化するAIサポート(テキスト要約、感情分析など)
セキュリティと匿名性の両立



4. データ分析力と成果の「見える化」


MROCは定性的な発言が中心なので、成果が「なんとなく面白い話」で終わりやすいのが課題です。
浸透のための解決策
テキストマイニング・生成AIを使った自動要約・トピック抽出
定量データ(アンケート結果など)とのハイブリッド分析
社内で共有しやすいビジュアルレポート化(ダッシュボード)
AIの活用によって、「声の海」からインサイトを短時間で整理できるようになれば、企業内での価値が飛躍的に高まります。




5. 経営・マーケティング部門の理解と支援


MROCの効果は中長期的なため、「短期ROI(費用対効果)」を求める日本企業では導入が進みにくいという文化的背景があります。
浸透の鍵
成果を「調査コスト削減」ではなく「ブランド資産形成」「顧客共創」の観点で説明
経営層への成功事例の共有
小規模プロジェクトから始めて、社内理解を得るステップを踏む




6. 成功事例の共有と業界全体の教育


MROCはまだ「一部の大手企業だけがやっている特殊な手法」という印象があります。 業界横断での知見共有が浸透の鍵です。
必要な動き
学会・マーケティング協会・広告業界でのMROC事例発表
ベストプラクティスの体系化(設計・運営・分析のガイドライン)
大学やビジネススクールでのリサーチ教育にMROCを組み込む





まとめ:MROC浸透の6つのカギ


観点及び必要な取り組み
① 意識:「調査」から「共創」へ
② 参加者:楽しく・発言しやすい設計
③ 技術:モバイル&AI活用
④ 成果:分析の見える化・スピード化
⑤ 組織:経営層・他部署の理解
⑥ 業界:事例共有と教育


最後に


MROCは顧客を「調査対象として見る」手法ではなく、「ブランドのパートナーとして迎える」という考え方が広まれば、日本でもMROCもっと根付くはずです。
AIとSNS文化の進化が進む今、2025年以降は“共創型MROC”の本格普及期になる可能性が高いと感がております。

SARのMROCプラットフォーム『フォトインサイト2026』で、ブランドパートナーである顧客の可視化をお手伝いさせてください




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マークスJP『フォトインサイト』の活用事例


商品開発の支援: 『フォトインサイト』を活用することで、企業は生活者の意見を直接収集し、新製品やサービスの開発段階でのフィードバックを得ることができます。生活者のニーズや改善点を反映させた製品開発が可能となり、市場に出す前に生活者の反応を確認することができます。

マーケティングキャンペーンの最適化: 企業は、生活者の反応や意見を集めたデータをもとに、広告やプロモーション活動を最適化することができます。特定のターゲット層に向けて効果的なメッセージやアプローチを決定するために、このデータを活用できます。
キャンペーン実施中にMROCや日記調査を実施し、キャンペーンの最新の評価を取得し、キャンペーン中のブラッシュアップも好評です。

ブランド戦略の見直し: 『フォトインサイト』で収集した生活者インサイトをもとに、ブランド戦略を再評価したり、マーケティングメッセージを調整することができます。生活者の期待や信頼を反映させることで、ブランド力を強化することが可能です。



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独自プラットフォーム『フォトインサイト』の主な機能


・2種類のいいねボタン「同感です」、「参考になりました」
・画像アップロード機能
・動画のお題提示機能(オプション) ※参加者の動画アップロード機能は無し
・アンケート機能(オプション) 
・充実したバックヤード機能「重要意見」ボタンによる深掘り質問指示
・多彩な検索機能(ワード検索、対象者検索、重要意見検索等)
・バックヤード用掲示板


「フォトインサイト 2025」を提供開始 MROC『フォトインサイト』の概要と詳細

MROCの活用イメージ


・インターネット通販の会員向けコミュニティ
・ゲームアプリ利用者のコミュニティ
・食品の試食(HUT)を兼ねたコミュニティ
・特定スポーツチームのサポーターコミュニティ
・中受ママのお悩みコミュニティ
・ソロキャンプ好きのコミュニティ
・家の新築、リフォームについて話すコミュニティ





クライアント様のご自宅や会社がバックルームに
(ルーム機能の充実)


『バックルーム同士のコミュニケーションが可能 』インタビュー中はバックルーム内の関係者でチャットが可能
『バックルームから司会者へ深掘り指示が可能 』司会者への深掘り指示専用チャットスペースがあります
発言内容のワード検索、特定対象者のみの表示、重要意見のみの表示など、多彩な検索機能を備えています。


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MROCとリモートインタビューとの組み合わせがベスト

MROC単体としての利用だけではなく、例えばホームユーステストと併用することで、テスト期間内の評価や気づきをタイムリーに把握することが出来ます。
また、コロナ禍でリモートインタビューとの組み合わせ利用が非常に増えています。
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