最初からブランドを決めているのか。
買物に行く前から「ツナ缶ならシーチキン」と決めている人は、棚の前でも別の商品をほとんど見ないのか。家族の好み、失敗したくない料理、食べ慣れた味といった理由を、実際に手に取った商品と照合します。
シーチキン・いなばライトツナ・あけぼのツナのファンと、特定ブランドにこだわらないユーザー。ツナ缶を週2回以上使う120名の買物と食卓を、4週間追いかけます。
「今日のパスタには油漬がいい」「子どものサラダにはいつものシーチキン」。買物の前に決めていたことが、売場での特売やセット価格によって変わることもあります。何を買い、実際にどう料理し、食べた後にどう感じたか。写真と日記から、その選択の背景にあるインサイトを発見します。
買物前から「シーチキンを買う」と決めているのか、「パスタに使う油漬を買う」と決めているのか。それとも、棚の特売札や4缶・10缶セットを見てから選ぶのか。いつ・何を先に決めたかを、実際の売場での判断と照らし合わせます。
買物に行く前から「ツナ缶ならシーチキン」と決めている人は、棚の前でも別の商品をほとんど見ないのか。家族の好み、失敗したくない料理、食べ慣れた味といった理由を、実際に手に取った商品と照合します。
サラダにはオイル不使用、ツナパスタには缶の油も使える油漬と、料理からタイプを先に決める人もいるはずです。シーチキンLフレークとオイル不使用 シーチキンLフレークのどちらを選ぶか、同じブランド内でも判断が変わる場面を確認します。
いつもの商品が少し安い程度なら迷わなくても、他社品が目玉セールなら手に取るのか。価格の差額だけでなく、その安さでも変えなかった条件も残します。買わずに戻した商品にも、ブランドへの信頼が表れます。
今日の料理に必要な1缶、いつもの4缶セット、1缶当たりの単価が魅力的な10缶セット。セット価格だけでなく、今ある買い置き、使い切るまでの期間、持ち帰りや保管のしやすさまで確認し、なぜその数量にしたのかを記録します。
買物前の予定と購入した商品を照合し、「予定どおり」「ブランドだけ変更」「油のタイプだけ変更」「両方変更」を区別します。さらに、1缶だけ買った日とまとめ買いした日を比較し、価格の影響が商品選択にも購入数量にも現れているかを分析します。
写真は調査方法を説明するイメージです。実在の商品名が登場する画像も、パッケージ表現は実物と異なる場合があります。「マグロだから選ぶ」「カツオなら値段が手頃だと思う」。こうした意識が本当に購入時に働いているのか、あるいは魚種を見ずに選んでいるのか。最初は自由回答で購入理由を聞き、その後で魚種への認知やイメージを確認します。また、缶を開けた後の油や液汁の扱いから、料理で求める仕上がりも掘り下げます。
まぐろとカツオの違いを理解して買う人もいれば、商品名や価格で選び、魚種は意識していない人もいるはずです。買った商品の原料を正しく認識していたか、味・食感・値ごろ感についてどんな期待を持っていたかを確認します。
油漬のパスタでは缶の油をソースに使うのか、油を切るのか。オイル不使用のツナマヨには、どの程度マヨネーズを足すのか。同じ「ノンオイルを選ぶ」でも、カロリーだけでなく、調理の手軽さや仕上がりの好みが理由なのかもしれません。
実際の開封から完成までの写真を残し、油漬の油を料理に使ったのか、オイル不使用の商品に別の油を足したのかを確認します。食べる前に期待していた味と、食後の10点満点評価を比べることで、商品への期待がどこで満たされたのかを見ます。
4グループ・各30名、計120名。いずれもツナ缶を直近4週間、毎週2回以上使用した人を対象とします。ブランドへの信頼が強い人、価格を見て比較する人、料理の用途から選ぶ人、ブランドを固定しない人を比べ、同じ買物場面でも判断がどう違うかを確かめます。
いつもシーチキンを選ぶ理由を、味・安心感・家族の好みから確認。特別に安い目玉セールがあったときだけ他社品を検討する人の、購入条件とその後の評価に注目します。
使い慣れたライトツナと、日常の買物で見つける低価格商品をどう比較するのか。ブランドだけを替え、油のタイプは変えない人がいるかも確かめます。
あけぼのツナへの愛着が、味・身の状態・料理の相性のどこから生まれるのか。希望する油のタイプや売場での入手しやすさも確認します。
特定ブランドにこだわらず、料理、価格、内容量、油のタイプから商品を選ぶ人。売場で目に入った商品が、献立そのものを変える場面にも注目します。
※対象者の「ファン」は自己申告だけでなく、直近の購入・使用実績とブランドへの好意で確認します。特にシーチキンファンは、普段の他社購入がないこと、例外的な他社購入は特別に安いセール時に限られることをリクルート時に確認します。メーカー名・商品名・缶/パウチの範囲・その他の基準は実施前に確定します。「あけぼの」商品の現行ラインアップもメーカー情報に照らして確認します。
全グループ共通の参加条件:直近4週間、毎週2回以上ツナ缶を食事・料理で使用していること。購入頻度は問わず、まとめ買い・買い置きも含めて確認します。ブランドファンの条件は直近の購入・使用実績と継続的な好意で確認します。
週2回以上ツナ缶を料理に使っていても、まとめ買いをしていれば買物の回数は少なくなります。使った回数・買った回数・買った缶数・自宅の残数を別々に記録し、買い置きと実際の使用を結び付けて分析します。
直近4週間の各週の使用回数を確認。調査中は朝・昼・夜、料理名、食べた人を記録し、週2〜3回と週4回以上の使い方の違いを比べます。
スーパー・ドラッグストア・通販などの購入先と購入日、支払額、購入缶数を記録。4缶セットを2パック買った場合も、購入1回・8缶と区別します。
自宅で実際に保管している缶数や種類を記録。買い置きが少なくなった日、いつもの1缶を開けた日、次の買物を決めた日をつなげて確認します。
計測の考え方: 食事に使った回数と購入した回数、缶数を区別し、1缶購入とまとめ買いを同じ基準で比較します。撮影や日記のために、普段より多く買ったり食べたりしてもらうことはありません。
まとめ買いした日と、買い置きの缶を料理に使った日は、同じ日とは限りません。ツナ缶購入日記・売り場で買わなかった日記では購入前の予定と売り場の判断を、ツナ缶料理日記では調理方法と食べる前後の気持ちを収集。いつ買った缶をいつ使ったかをつなげて比較します。
買物前に決めたブランド・油のタイプ、売り場で比較した商品と価格、1缶・4缶・10缶などの購入単位を記録。買わずに見送った場合は、迷いと決断の理由も確かめます。
いつもの缶を何の料理に使ったのか。開封時の状態、油や液汁の扱い、食べる前の気持ちと期待、食後の評価を確認します。
特別セール、日常的な価格差、料理との相性など、他社品を使った背景を収集。ブランドだけ変えたのか、油のタイプも変えたのかを購入記録と照合します。
自宅にツナ缶があっても別の食材を使った日を記録。ツナ缶購入日記で確認する「売り場で買わなかった日」とは分け、料理の候補から外れた理由を調べます。
ツナ缶を買わずに見送った日も、覚えている範囲で回答します。購入缶数・支払額・使用予定など、該当しない項目は回答不要です。16・17問目はセット・まとめ買いした方だけに尋ねます。売り場写真は店舗の撮影ルールに従い、撮れない場合は商品名・価格を文章で記録します。
使用日と購入日を分け、使った回数・購入した回数・購入缶数を別々に集計します。調査のための追加購入や、普段より多い使用は求めません。ツナ缶を使わなかった日は簡単に確認し、気になる場面だけ追加質問します。
週2回以上ツナ缶を使う120名を4週間追跡します。買ったときは購入日記、使ったときは料理・食卓日記を記録し、週ごとの使用回数と購入回数も別々に集計。1週目は個別記録、2〜4週目はMROCで売場の判断、原料魚種の意識、油タイプの使い分けを繰り返し深掘りします。
買物前の予定・店頭購入・調理した日を別々に記録。ブランドと油タイプの決定順を個別日記で把握します。
共有日記+MROCで、同じ「ノンオイル購入」でもブランド先行か油タイプ先行かを比較。投稿を見ながら追加質問します。
売場で変更が起きたケースを重点的に深掘り。特売の例外、値ごろ感、油タイプを変えない理由などを検証します。
買物前・売場・食卓の情報をつなぎ、意思決定の順序と次回購入意向を確認。気になる事例を追加質問します。
投稿負担を抑えるため、ツナ缶を使った日は詳しい日記、使わなかった日は簡単な確認と、重要な非使用場面のみ深掘り。MROCは人数や発言量に応じてグループ内で分割する案も検討します。 シーチキンファンに調査のための他社購入は求めません。4週間に特別セールが起きなかった場合は、過去に遭遇した目玉セールや購入履歴を追加質問で確認します。
以下は、設問の狙いを具体的に伝えるための架空の回答例です。実際に収集した生活者の発言や調査結果ではありません。どこで迷い、どんな気持ちになったのかまで質問を重ねることを想定しています。
買物前の予定と売場での判断/親子の食卓
「うちではツナ缶はシーチキンです。今日は子どものサラダを作るつもりでスーパーへ行き、ブランドは最初から決まっていました。ただ、サラダなので油が少ないほうがいいかなと思い、同じシーチキンの中で少し迷いました。他社品は普段は見ません。よほど安い特売でなければ、知らないブランドを買おうとは思わないです。」
深掘り:ブランドを変えない理由と、油のタイプを店頭で決める理由は別のものか。どの程度の特売なら他社品が初めて候補になるか。
スーパーでの価格比較/一人暮らしのサラダ
「サラダに使うので、今日はノンオイルにしようと決めていました。いつものいなばがあれば買おうと思っていたのですが、隣のまぐろフレークがかなり安くて。表示を見るとこちらもノンオイルだったので試しました。もし油漬だけが安くなっていたなら、今日は選ばなかったと思います。味がそこまで違わなければ、節約になるのは助かります。」
深掘り:ブランドは価格で変わっても、ノンオイルというタイプは変わらないのか。価格差と油タイプのどちらが優先されるか。
休日のパスタ/買物前に決めたこと
「先にパスタを作りたいと思いました。オイルを使う料理なので油漬のツナが合いそうだと考えていました。あけぼのは普段から好きですが、売場ではいつもの商品と別のメーカーを一応見比べました。結局、食べ慣れた味で仕上げたいのであけぼのを選びました。ノンオイルを候補に入れなかったのは、今日は油を料理に使いたかったからです。」
深掘り:献立から油タイプが先に決まり、最後にブランドを選んだのか。ブランドを優先するときとの違いはどこにあるか。
仕事帰りの買物/献立も商品も未定
「今日の夕食は決めないままスーパーへ寄りました。ツナ缶の棚でノンオイルの商品を見て、サンドイッチでもいいかなと思ったんです。ブランドにはあまりこだわりがなくて、価格と内容量を比べました。油漬のほうが少し安かったのですが、今日はそのままパンに挟みやすいほうがよくて、ノンオイルにしました。」
深掘り:商品を見て献立を決める人では、ブランドと油タイプのどちらが先に選ばれるか。価格だけでは変わらない条件はあるか。
ここに挙げるのは、調査で検証したい仮説です。すでに分かっている調査結果ではありません。「買った理由」と「実際に料理で使った理由」を比べることで、商品開発・店頭販促・コミュニケーションの切り口が見えてくるかもしれません。
例えば:親子で食べるサラダはオイル不使用、ツナパスタは油漬。どちらもシーチキンで作る人なら、他社との競争以上に、同じブランド内の使い分けが重要かもしれません。
活用のヒント:料理別の商品提案や、2タイプを並べた売場づくり。
例えば:いなばライトツナを愛用する人が、安い他社品を買う日もノンオイルを選ぶ。価格よりも「この料理には油を加えたくない」という条件が強い可能性があります。
活用のヒント:値引き訴求だけでなく、油のタイプを売場で分かりやすく伝える。
例えば:パスタのソースに缶の油を使う人は、油を捨てる人とは違う価値を感じているかもしれません。反対に、油漬を買っても毎回油を切る人もいるはずです。
活用のヒント:缶の油まで生かすレシピ、油切りのしやすさ、調理用途別の商品訴求。
例えば:サラダにはさっぱりしたツナが欲しい一方、ツナマヨにはマヨネーズをしっかり加える人もいるでしょう。健康意識と決めつけず、味や調理のしやすさを確認します。
活用のヒント:商品の訴求軸を「カロリー」だけに絞らず、料理の仕上がりに広げる。
例えば:10缶セットを買うと、家にあるツナ缶を使った献立が増えるのか。反対に1缶ずつ買う人は、その日の料理を先に決めているのか。購入単位から食卓までを追います。
活用のヒント:まとめ買いの販促設計、ストック向けの調理提案、再購入タイミングの把握。
例えば:購入時はブランドと価格だけで決め、食べた後には魚の味や身の状態を評価する人もいるかもしれません。魚種を意識した選択と、意識しない選択を分けて確かめます。
活用のヒント:原料魚種を伝えるべき場面、食感・味の表現、商品情報の見せ方。
※上記はインサイトの仮説です。実査では、想定どおりにならなかった場面や、購入理由と食後の感想が食い違う場面も重視します。
単なる「好きなブランドランキング」では終わらせません。何を買う予定だったか、売場で何が変わったか、料理にどう使ったか、次も買いたいかを一人ずつ追跡。ブランドファンと非固定ユーザーの違いも、実際の生活写真と発言で説明できる形にします。
料理・ブランド・油のタイプを決めた順番を時系列で整理。買物前の予定とレジで購入した商品を比べ、売場で判断が変わったきっかけを提示します。
シーチキンファンの強いこだわり、いなばファンの価格比較などを具体的に対比。値引きで「買った日」だけでなく、安くても買わなかった理由をまとめます。
ツナマヨ、サラダ、パスタなど料理別に、選んだ油のタイプと実際の油切り・味付けを対照。料理の仕上がりに求める価値を整理します。
買うときに魚種を見たか、原料を知っていたか、食べた後に味・食感の違いを意識したかを確認。魚種が選択に影響する場面を特定します。
購入頻度と使用頻度を区別し、1缶当たりの価格、買い置きの残数、使い切るペースを比較。セット買いが次の献立や再購入にどうつながるかを追います。
「今日は失敗したくない」「油漬でコクを出したい」などの食前の期待と、完成した料理写真・食後の評価を照合。期待どおりだった点と想定外だった点を整理します。
生活場面別のレシピ訴求、商品パッケージで伝えるべき違い、価格・セット販促、店頭の棚での見せ方を、発見したインサイトと代表的な写真・発言を添えて提案します。
参加条件は直近4週間の各週でツナ缶を2回以上使用した人。買物回数は制限しません。調査のために購入や使用を増やしてもらうのではなく、いつもの行動を写真と短文で記録してもらいます。